１．ピアノの学校２（音友）第二部９番。

２．「こどもの音楽会」（全音）Op.２１０－９。他の併用曲集にも入っている。全音版の指はあちこち変えた方がいい。

３．付点８分音符あり。１４のクロスあり。

５．ト短調。８分の６拍子の１６分音符。ディアベリの連弾曲集は、初心者向けの連弾のオリジナル教材としては最高のもの。Ｏｐ．１４９はすべてポジションの移動がなくリズムに注意を集中できる。

６．イ短調。版によって番号が異なるので注意。１６小節右手Ｅ、１となっているが５でいい。

７．２ページ目２小節目右手指Ｄ，Ｃに１，３とあるがミスプリ。次のＣ，Ｂのこと。ペダルなしで充分さまになる。

８．secondoのオクターヴを省けば子どもどうしでも出来る。物部一郎氏のこの曲集も、おそらく初心者向き連弾オリジナルの日本人作品では最高のもの。特に２巻に傑作が多い。全般に長い作品が多く発表会向け。

９．この編曲は左手の工夫がちょっと自慢。８分の６拍子の１６分音符あり。３度の連続。

１０．アーティキュレーションをきちんと守ること。

１１．ニ短調。付点８分音符。繰り返しはした方がいいかも。

１２．３連符あり。１２の拡張がある。

１５．複調。現代曲ですが弾きやすい。「ピアノの学校」は、ハンガリーの作曲家コダーイによるシステム。５音音階で日本人に親しみやすいという宣伝文句だが、子どもは余り喜ばない。入門書としては薦めないが、２巻から、そして続巻の「ピアノのひろばａ」「ピアノのひろばｂ」が使える。

１７．ニ長調。装飾音あり、手の交差あり。半音階の指使いは最も古いやり方のもの、ドイツ式に改めても良いだろう。なお、バイエルを教本として使用するのなら８０番は少し後回しにした方がいい。飛び抜けて難しい。

１８．小川一朗編「ピアノ小曲集」２巻（シンコー）所収。左手メロディー。付点８分音符あり。

１９．少し難しくなるが、ある程度速く弾きたい。

２０．ハ短調。連打は指を変えない。グローバーで最も役に立つのが、おそらくこの併用曲集の３巻。良い編曲がそろっていてほとんどすべて使える。

２１．もっと難しい編曲もあるが。

２２．８分の６拍子の１６分音符あり。真ん中あたりにあるマルカートは、レガートを壊さない程度に。

２３．「わたしはピアニスト２」（全音）所収。少し古い本だがまだカタログにある。

２４．トンプソンの２巻には「さあ、出かけましょう」という題で入っている。

２５．「サブバイエル４」（全音）所収。コーダのリズムが一人で出来れば、相当な読譜力がついている。

２６．ミクロコスモス１巻、２５番。バルトーク、特にミクロコスモス中の作品は好みが大きく分かれる。拒否反応を示す子もいるので無理強いはしないこと。

２７．複前打音がある。結構映える曲です。トリオのリズムをよく間違える。

２８．ト短調。最後の左の分散和音が３度のクロスになっている。１２を２１に変えて８度ポジションの方が易しいかどうかは微妙なところ。

３０．ピアノの学校１巻１１３番。８度ポジションのこの曲が１巻に入っているところから、コダーイは余り小さい子供を想定していないということが分かる。日本の普通の子供には（８度ポジションは少し苦しいくらい）３小節目左手Ａは３の方がいい。７度もギリギリという子供には困難さが倍加する、やめた方がいい。

３１．ニ長調。ある程度の速さで弾きたい。少なくとも四分音符で１００くらい、できれば１２０。

３２．その昔この難易度で良い編曲があったが絶版。今こちらの入手している良い編曲はもう少し難しい。ということで私が編曲したが。８度ポジションあり。２段４小節目右手Ｄｉｓ、４としたが５でも可。中間部左手はレガート。４段７小節目左手ＤｉｓになっているがＤ（ごめんなさい）。

３４．トンプソンの２巻にも良い編曲がある。

３６．大村典子連弾ピースセレクション７（音友）所収。掛け合いを学ぶのに良い。

３７．ペダルはつけなくても使用可。スケールと、和音の連続の練習になる。

３８．リズムが分かってしまえば簡単。

４０．こどものための発表会ピアノ全集３（ドレミ）、ホップステップジャンプ２（ドレミ）他所収。８度ポジションがあるがそれほど難しくはない。

４１．「すずめのうた」とか「ことりのうた」とかいう題名がついている本もある。

４３．前半と後半の対比が肝心。前半の粘っこい感じが出せればいい。最後のプレストはそれまでよりも一段速くて当然なのだが、困難かもしれない。

４４．複付点の練習。複付点はドイツ系の教本以外はあまり説明がない。実際に出てくることも滅多にない。小学校低学年ではなかなか理論的な理解は難しい。出てくる度に説明すればいいと思う。そのうち理解できる。

４６．バロックを段階的に学ぶ最初の曲としてぴったり。

４７．大村典子連弾ピースセレクション５（音友）所収。ヘ短調。ポジションの移動なし。少なくともｐｕｒｉｍｏはこの曲集中おそらく一番易しい。

４８．ミクロコスモス１巻３２番。ポジションの移動はないが、結構子供は手こずるようである。

４９．ニ長調。最初の右手は小さければ５２１、黒鍵が絡んだときの重音の特殊な指使いを覚えるべき曲。

５０．トリルの練習ということになっている。