あるピアニストの一生

1999/5/16(日) ピアノ・フルート発表会 @草津文化芸術会館 13:00開演

<第1部>

1(fl). 聖者の行進(アメリカ民謡)
2.こぎつね(ドイツ民謡)、スワニー河(フォスター)
 → 少し舞台慣れしてきたのでしょうか。少々のミスでも止まらずに弾けるようになりました。
3.アラベスク(ブルグミュラー)
 → もう少し勢いがあるとよろしい。
4.森のかっこう鳥(オーストリア民謡)
 → レッスンの時よりもだいぶ上手に弾けました。
5.ソナチネOp.36の1 3楽章(クレメンティ)
 → 古典派のソナチネには硬質の響きが要求されます。出来ていたときもあったんだけどね。
6(fl).サンタ・ルチア(イタリア民謡)
7(fl).奉献歌(ドンジョン)
8.前奏曲 e(芥川也寸志)
 → いい音を出していただけに惜しい。
9.ロマンス(モーツァルト)
 → 丁寧に弾けました。ちょっとテンポが遅い。
10.ソナチネOp.146の1 3楽章(ランゲ)
 → 本番が一番上手だったみたい。
11(fl).グリーンスリーブス(イングランド民謡)
12(fl).バラのワルツ(ケーラー)
13.エリーゼの為に(ベートーヴェン)
 → こういう有名な曲でこけてしまうと被害が大きい。
14.夕映の湖(平吉毅州)
 → 上等。
15.日曜日のソナチネ 1,2楽章(湯山昭)
 → 一楽章だけにしておけば拍手喝采だったのにね。

<第2部>

✩フルートアンサンブル 
 ・ビートルズナンバー イエスタディ、ミッシェル、ヘイ・ジュード
 ・エンターテイナー(ジョブリン)、ワルツィングキャット(アンダーソン)

1.タランテラ(ピオツェンカ)
 → 本番に強い。タッチがもう少しはっきりするとうまくなる。
2.イーヴンナウ(マニロウ)
 → いい雰囲気でした。時々見える荒い部分がなくなると女の子がしびれてくれるかもしれない。
3(fl).「アルルの女」よりメヌエット(クーラウ)
4.ロンド Op.51の1(ベートーヴェン)
 → リハはうまかったんですがね。
5.アラベスクNo.1(ドビュッシー)
 → 思わぬ大怪我。何が起こるか分からないのが本番。
6.メヌエット(パデレフスキー)
 → ロマン派が好きになってきたようですが、もう少し腕が使えないとそれらしくならない。
7.ソナチネ 3楽章(ハチャトウリアン)
 → うまい。
8(fl).ソナタ f 1,2楽章(テレマン)
9.ノクターンOp.9の2(ショパン)
 → 尻上がりに良くなりました。

講師(fl).Dear Friend(中川いづみ)

<第3部>

1.ソナタK.457 1楽章
 → 音楽の本質は掴んでいたようです。
2(fl).フルート協奏曲 1楽章(クヴァンツ)
3(fl).フルートとピアノの為のソナチネ(平尾貴四男)
4.ソナタOp.13「悲愴」1楽章(ベートーヴェン)
 → 序奏の後半、厳しさにいまいち欠ける。和音の把握がもう一つしっかりするとうまいといえる。
5.ワルツOp.34の1(ショパン)
 → 土壇場で方針を変えると、たいていろくな結果にならない。
6.即興曲Op.142の3(シューベルト)
 → 何でもない弾き直しが残念。光ってはいました。
7.舞踏への勧誘(ウェーバー)
 → 前半は上等。後半は脱線すれすれで、ちょっぴし恐いお姉ちゃんという感じになってしまった。
8.ポロネーズOp.26の1(ショパン)
 → うまいことはうまいが少々クセがある。音色の美しさはピカイチかもしれない。
9(fl).コンツェルティーノ(シュミナーデ)
10.スケルツォ No.2(ショパン)
 → よく頑張りました。ただし少々手に余っているという感は否めない。
11.ソナタOp.57「熱情」(ベートーヴェン)
 → 二月で全楽章はやはり短かったようであちこち不十分な点が残ってしまった。全楽章弾き通すことの難しさを学んだかもしれない。

田所政人 ラ・カンパネラ(リスト)

生徒数 pf26人(昨年-11+11)、fl9人

 2部3部の充実っぷりがすごい。教室として円熟期を迎えたという感じがする。同時に1部の弱体化が進んでいる、途上国ピラミッド型から先進国つぼ型へと言おうか。赫々たる栄光に隠れて、危うい影が確実に忍び寄ってきている。総評から引用しておくと、「生徒全般について言えることは、例外はあるものの小さい子ほど技術的にも音楽的にもいまいち(当たり前だと思われるかもしれませんがそうではないのです。技術的にも音楽的にも易しい曲を与えてあるわけですから。10数年前は逆に小さい子ほどうまいという時期がありました)。来年は捲土重来を期したいものです」。
 グリーンスリーヴズはスコットランドなのかイングランドなのか実は発祥ははっきりしていない、今年はイングランド民謡と書いてある。フルートアンサンブルの伴奏は私になっている、そういえばそんなこともあったなあという感じ。中川いづみさんのディアフレンドはめっちゃいい曲、忘れられない。フルートの専門雑誌に載ってた曲でそもそもの知名度があまりない上、フルートもピアノ伴奏もセミプロレベルでないと弾けない難易度なので、一般の方が聞ける機会はまずない、youtubeなどで検索しても出ない。叶うことなら母の演奏でもう1度聞きたい(事情があって母はもうフルートが吹けない)。
 私は悲愴を弾いている、これはよく覚えている。当時中学に入ったばかりだったが、音楽の初回の授業で自己紹介用紙に「好きな曲」という欄があり、みんなモーニング娘とか浜崎あゆみとかラピュタとか書く中で私だけがベートーベンの悲愴と書いたものだから音楽の先生にえらく気に入られてしまった思い出がある。音楽関係の行事などではいろいろ便宜を図ってくださり、「おれの後を頼むよ(音楽の先生になれという意味)」とまで言われました、どこまで本気だったのか心中は察しかねますが、ご期待には添えませんでしたなあ。

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