1996/5/6 ピアノ・フルート発表会 @草津文化芸術会館 13:00開演
<第1部>
1.きつつき(トンプソン)
→ トップバッターとしての重責を見事に果たしました。
2.無邪気(ブルグミュラー)
→ 1,2番でヒットエンドランをうまく決めたという感じ。
3.キャリプソ・ルムバ(パーマー=レスコ)
4.ドラエもんのうた(菊池しゅんすけ)
→ ややテンポが不安定でした。
5.ピアノコンチェルトより(グリーグ)
→ あがっちゃったみたいね。音はきれい。
6.メヌエットBVW Anh114
→ すいすいと弾いてました。だんだん速くなる。
7.アラベスク(ブルグミュラー)
→ まあまあ。もう一つ鋭く弾けると上手。
8.ムーンライト伝説(小諸鉄矢)
→ リハの時はどうなることかと思いましたが、一応セーラームーンらしく聞こえました。
9.フランス人形、ワルツ(湯山昭)
→ 一曲目はうまい。ワルツがいまいちのりきれない。
10.ソナチネOp.168の3 1楽章(ディアベリ)
→ もう少し堂々と弾けると良い。
11.ソナチネOp.55の3 1楽章(クーラウ)
→ 落ち着いて弾けました。最後のレッスンの効果あり。
12.ジプシーの群れ(ベール)
→ 上手でした。
13.イエスタデイ・ワンス・モア(カーペンターズ)
→ よく頑張りました。ちょっと速くなります。
14.ソナチネOp.36の4 1楽章(クレメンティ)
→ 上手でした。指がいまいち回りきらない。
15.真夜中の火祭り(平吉毅州)
→ 上等。
16.エリーゼの為に(ベートーヴェン)
→ もう少し年齢にふさわしい表現がほしい。
17(fl).朝(グリーグ)
→ ピッチが低い。音の立ち上がりがいつも遅い。
18.トルコ風ロンド(ブルグミュラー)
→ 無難に弾いてました。もっと大胆に弾ければなおいい。
19.二人の天使(プルー)
→ 丁寧に弾いてましたが・・
20.ノクターン cis(ショパン)
→ きれいでした。もっと悲痛な感情がほしい。ペダルが濁る。
21.ソナタHob.35 1楽章
→ ハイドンらしく弾けてました。三連符が実は所々怪しい。
講師(fl) 「パンの笛」より パンと小鳥たち、パンと羊飼いたち(ムーケ)
<第2部>
✩フルートアンサンブル
小さなワルツ(ヘイン)、サウンドオブサイレンス(サイモン)、カラハン氏に会いましょう(スピナー)
→ しゃれてました。ゆっくりな曲でピッチの乱れが気になる。
1.アンダンテ(ハイドン)
→ 少々ふわふわと弾いてました。
2.グリーンスリーブス(イギリス民謡)
→ お揃いできれいでした。ちょっとびくびくしてたみたい。
3.大きな栗の木の下で(作曲者不詳)
→ まあまあ。
4.シバの女王(ローレン)
→ 感じはよく出てました。
5.草競馬(フォスター)
→ きちんと弾いてましたが、少々落ち着きすぎか。「競馬」なんだからもう少し走らせないとビリになるよ。
6.「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より(モーツァルト)
→ 頑張ってましたが、速くなったり急ブレーキをかけたり、これはとても落ち着いては聞いてられない。
7.スケーターズワルツ(ワルトトイフェル)
→ 無難でしたが、スケートをしてるというより、「きおつけ」をしてるという感じね。
8.ピアノコンチェルトより(ショパン)
→ 音がはっきりしない。
9.交響曲第5番「運命」1楽章(ベートーヴェン)
→ 練習不足の割には何とか弾いたという感じ。
10.2楽章
→ まあまあ。家が近いんだから、一回ぐらい合わせりゃいいのに。
11.3,4楽章
→ これぐらいは弾いて当たり前。
<第3部>
1.夢(ドビュッシー)
→ 練習不足。
2.「うつろの心」による6つの変奏曲(ベートーヴェン)
→ 初め上がってたみたい。途中から良くなりました。
3(fl).ソナタ f 1,2楽章(テレマン)
→ 艶のある音が出るようになってきました。16分音符が怪しい。
4.アンダンテと変奏(ハイドン)
→ うまいんですがね。時々ふっと気が抜ける箇所があります。
5.月の光(ドビュッシー)
→ 上手でした。間のつめ方、間の取り方にまだ問題あり。
6.ソナタ「テンペスト」1楽章(ベートーヴェン)
→ 迫力はありましたが「悲劇」には聞こえない。
7.スケルツォNo.2(ショパン)
→ 後半冷や汗。このくらいの曲になると少々外すのはやむを得ないが・・ムムム。
田所政人 エチュード「エオリアンハープ」,「木枯」(ショパン)
生徒数 pf25人(昨年-11+7)、fl3人
この年から、講評のプリントが遺失してしまっている。自分の記憶がある限りでは講評のない年はなかったので、書いたけど保存してなかったんでしょう。もったいない、読むのけっこう楽しかったのになあ。私は10歳、スケ2と木枯らしはスゲエなと思った記憶があります。
16/5/15追記)この年の講評プリントは発見したので補記しておきました。翌年のからはやっぱり見つからない。いつもはフルートには寸評を書いてない(もしくは母のコメントが載っていた)のだが、今回はフルートのにも明らかに父の寸評だろうというのが載っている。これは危険でしょうね。善意は善意なんでしょうがね、私はフルートは吹けないが音楽的な耳は持ってますよ、客観的な感想を書いておくから参考にしてね、というのは書く側の論理。もらった側にしてみれば素人が何を偉そうにという反発しかないと思う。