あるピアニストの一生

1986/12/14 冬の音楽会  

1.メリーさんのひつじ、かんきの歌(ベートーヴェン)
2.たいこ(ハイドン)、10人のインデアン(アメリカ民謡)
3.たいこ(ハイドン)、ドナルドおじさん(アメリカ民謡)
4.おやまのがくたい(アメリカ民謡)、のりもの
5.ドナルドおじさん(アメリカ民謡)、茶色のこびん(アメリカ民謡)
6.かっこう(ドイツ民謡)、ゆっくりしたワルツ(ブレスラウアー)
7.インデアンのたいこ、月の光(フランス民謡)
8.ミツバチのマーチ、バイエル60番
9.ミツバチのマーチ、それはひみつよ(アメリカ民謡)
10.小さい贈り物(アメリカ民謡)、かわいい音楽家(ドイツ民謡)
11.あわてんぼうのサンタクロース(小林亜星)、闘牛(スペイン民謡)
12.なつかしい昔(ベイリー)、きよしこのよる(グリューバー)
13.しゃぼん玉(中山晋平)、虫の声(文部省唱歌)
14.こもりうた、たのしいワルツ(オッフェンバッハ)
15.ふるさと(文部省唱歌)、かわいいミュゼット(フランス曲)
16.へびのおどり(ギャロウ)、アンダルコの歌(チェコ民謡)
17.コットンキャンデー(ブリムホール)、「愛の夢」より(リスト=トンプソン)
18.猫ふんじゃった、メヌエット(ラモー)、連弾曲集26番(ディアベリ)
19.バレー(ウェーバー)、海のマーチ(ショウ)
20.調子をそろえてクリック(オーストラリア民謡)、スケーターズワルツ(ワルトトイフェル)
21.プレリュード7番(ショパン)、バラード(ブルグミュラー)
客演 なにか
先生 なにか

1.春が来た(文部省唱歌)、スペインのハープ(パーマー=レスコ)
2.のいちご(フィンランド民謡)、バイエル80番
3.雪山賛歌(モントローズ)、ワルツ(ブラームス)
4.追憶(スペイン民謡)、聖者が街にやってくる(アメリカ曲)
5.いじめっこ、ちょっとした悲しい気分(佐藤敏直)
6.トルコ行進曲(ベートーヴェン)
7.森の教会(ビッツ)
連弾 猫ふんじゃった、チャップスティク(アメリカ曲)
8.熱帯魚(湯山昭)、ポーリシュカポーレ(ロシア民謡)
9.エコセーズ ト長調(ベートーヴェン)、ムーランルージュの歌(オーリック)
10.悲しい夢(湯山昭)、マイアミビーチルンバ(フィールズ)
11.ワルツ(グルリット)、プレリュード イ短調(芥川也寸志)
12.別れの曲(ショパン)、乙女の祈り(バダルジェフスカ)
13.愛の誓い(ダンバー)
14.プレリュード ホ短調(芥川也寸志)、タイースの瞑想曲(マスネー)
先生 何か

1985/12/21 冬の音楽会  

1.練習曲No.5(アルテス)
2.ミンカ(ロシア民謡)、高貴なワルツ(グルリット)
3.マルタ(フロトウ)
4(fl).ガヴォット(ゴセック)
5.ロンド(クープラン)、プレリュード4番(ショパン)
6.ソナチネOp.36の5 3楽章(クレメンティ)
7.モルダウ(ドヴォルザーク)
8.蜂の巣のような洞窟(鈴木英明)
9(fl).山の別れ(ドイツ曲)
10.ソナチネ イ短調(ヘンデル)
11.葦笛の踊り(チャイコフスキー)
12.アラベスク1番(ドビュッシー)
13.ノクターンOp.55の1,Op.9の2(ショパン)
14.スケルツォ3番(ショパン)
客演 アベッグ変奏曲(シューマン)
先生 ソナタOp.57 熱情(ベートーヴェン)

生徒数 49人

 とうとう何も書かなくなった。「もーえーわ、やーめた」という父の声が聞こえる。生徒数が妙に多い、ということは、夏の発表会は出ない人がけっこういて、実数としてはこのくらいということか。すごいなこの数は。
 しかし表記が定まらない。ショパンのプレリュードも番号表記になっている、今まで調性表記じゃなかったのか。こんなんだと生徒さんやお客さんは混乱しなかったのかなあ、そこまでちゃんと読む人なんていないか。「プレリュード7番」と「プレリュードA」が同じだなんて気付いて疑問を抱くというのは考えてみればそうとうハードルが高い気がする、何なんでしょうねこのハードルは。人間というのは基本的によくわからないこと、というかよくわからなくてかつ自分の生活上またはアイデンティティ上の必要性を感じない場合には原則スルーするという習性があるということですかね。私も子どものころは別段そんなこと疑問に思ったことありませんでした、楽譜をもらったときに、タイトルが数字しか書いてないとか、また「前奏曲」かよ、全然作曲家も雰囲気も違うのに同じ名前の曲はすごくたくさんあるんだなあとか、ちょっとよくわからんなという違和感はあったように思いますが、別段そこを追いかける気にはならなかった。将来自分が音楽の専門家になるつもりがほぼなかったことの深層心理面での傍証ってことかな。しかし逆に言えば、そのあたりをきちんと説明してもらっていたら、音楽家を目指すとまではいかずとも、音楽への興味が少し増していたかもしれないとは思う。父ならその程度の説明は朝飯前でできたはずですがね、私を音楽家に育てる気がなかったことの、これまた深層心理面での傍証ということか。

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