あるピアニストの一生
1982/7/24(土) 第10回ピアノ発表会 @草津市社会福祉センター 大ホール 12:30開演

<第1部>

1.おもちゃのシンフォニー(L.モーツァルト)
2.海の伝説(平吉毅州)
3.私の仔馬(グレチャニノフ)、ポルカ(ケーラー)
4.せきれい、小さな嘆き(ブルグミュラー)
5.森のうさぎ、風のダンス(有馬礼子)
6.メヌエット(ボッケリーニ)
7.古いフランスの歌、ナポリの歌(チャイコフスキー)
8.楽しい音楽会(田所政人)
9.ジプシーの群れ(ベール)
10.舞曲(有馬礼子)
11.パレードマーチ(リヒナー)
12.ソナチネOp.55の1 1楽章(クーラウ)
13.ソナチネOp.88の3 1楽章(クーラウ)
14.ソナチネOp.36の4 1楽章(クレメンティ)
15.ソナタOp.49の2 1楽章(ベートーヴェン)

一部終了予定 13:10

<第2部>

1.荒れ果てた舞踏室、ダイアナの泉(ギロック)
2.ジーグ B dur(ガルッピ)
3.ソナタHob.35 1楽章(ハイドン)
4.バームクーヘン(湯山昭)
5.パック、春に寄す(グリーグ)
6.かごめ変奏曲(小山清茂)
7.春の歌(メンデルスゾーン)
8.ソナタK.333 3楽章(モーツアルト)
9.アムプロムプチュOp.90の2(シューベルト)
連弾.朝(グリーグ)
客演.西風の見たもの(ドビュッシー)
客演.メゾソプラノソロ

二部終了予定 14:40

<第3部>

1.月の光(ドビュッシー)
2.ワルツe moll(ショパン)、小さな白いロバ(イベール)
3.ソナタOp.31の2 テンペスト 1楽章(ベートーヴェン)
4.ポロネーズOp.26の2(ショパン)
5.ラプソディOp.79の1(ブラームス)
6.アレグロ・アパショナータ(サン・サーンス)
7.ソナタOp.57 熱情 1楽章(ベートーヴェン)
8.「クライスレリアーナ」より 1,2,7,8(シューマン)
9.ソナタNo.2 1楽章(ブラームス)

先生 ソナタNo.3(ショパン)

終了予定 16:30

生徒数 33人(昨年-9+5)

どんどん開演時間が早くなっている。それだけ長い曲が増えた、つまり生徒のレベルが上がったということ。発表会を開き出してから10年、当初はシューベルトで最後だったことを考えると3部がまるまる増えたような感じ。ブラームスの2番がトリであるが、去年も同じ曲である。レパートリーの広い父であったから、ネタ切れという可能性はちょっと考えられない。生徒のほうから去年のあの曲がカッコよかったから今年は自分が弾きたいと言う意思表示があったんじゃないかな。ピアノというのはコンクールにでも出ない限り基本的に自分との闘いで完結してしまうんですが、延々と自己の内部を彷徨っているとエネルギーが枯渇してくるんですよね。和辻を持ち出すまでもなく人間は内省と外交の運動過程を生きるわけですから、ウルトラマンの3分ルールがごとく、自己の内面探索隊には長時間留まり続けることはできない。そこで外遊として他人(自分よりちょっとうまいくらいの人がいい)の演奏に触れると何となく兵站が充実してきて、再び探索に戻れる気がします。ちなみに閻魔帳のショパンのソナタで追想が書いてあったのはこの年のことでしょうね。

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