あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

シマノフスキ 

 ○4つの練習曲 Op.4   

シマノフスキは20世紀のポーランドを代表する作曲家。日本ではしばらく前に音友からアルバムが2冊出て、ちょっとしたブームになったかと思われたが、 すぐ下火になった。最近「プリズム」という新興出版社から、これまで日本版のなかった曲の楽譜が出た。シマノフスキファンには待望の一冊である。

番号 難易度 推薦
 1 23  
 2 28  
 3 22  ☆
 4 27  

2.多分に実験的な曲。

3.この曲だけ単独でひかれる。練習曲という色彩はあまりない。

  12の練習曲 Op.33  

番号 難易度 推薦
 1 27  
 2 21  ☆
 3 24  
 4 26  
 5 16  
 6 27  
 7 27  
 8 19  
 9 25  
10 25  ☆
11 22  
12 28  

2.スクリアビンを連想する人も多いだろう。

3.15小節以降、一種の複調ととらえるべきなのかどうか。

4.速さ次第。

5.一応変ホ長調。

9.6小節左のリズムはミスプリの可能性がある(他とそろえるのが自然)。

10.ユニゾンが多いので至難というわけではない。

11.なんというか、妖しい音楽である。準推薦。

   仮面劇 Op.34

1.シェラザード 神秘的な雰囲気が漂う。

2.道化のタントリス 性格的にはスケルツオだろう。

3.ドン・ファンのセレナーデ かなり即興的色彩が濃い。

シマノフスキの本格的作品の中で最もよく弾かれる。三曲とも推薦、難易度28。シマノフスキに詳しい人からはピアニスティック (弾きやすい)との評もあるが、それでも至難であることには変わりない。

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