あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

キャロリン・ミラー ピアノ・フィエスタ 安田裕子訳・解説   全音

番号 曲名 難易度 評価
 1 あさつゆ  6  A
 2  7  B
 3 かすみ  7  B
 4 ほたる  6  B
 5 子守唄  5  A
 6 お祭りダンス  5  A
 7 楽しいフィエスタ  5  A
 8 ラザマタズ  5  B
 9 夏の楽しみ  6  B
10 インディアンのダンス  5  A
11 メリッサの子守唄  7  A
12 とっても簡単  6  A(B)
13 ホ短調のダンス  6  B
14 素焼きの花瓶  6  C
15 楽しく行こう  3  A
16 追せき  6  A
17 カリブの休日  7  B

1.レガートペダルの練習。静かな朝にきらりと光る朝露、かな。

2.レガートペダルの練習。前半と後半のメロディは全く同じということに気付かせる。

3.コードの練習。題名から察するに、あまり一音一音明確に弾かない方がいいのだろう。

4.コードの練習。「ほたる」だが、後半はfを要求している。

5.シンコペーションの練習。きれいな曲だが、私にはこの題名はしっくりこない。

6.シンコペーションの練習。

7.シンコペーションの練習。2小節右頭、4小節左頭は切る方がいいと思う。25~27小節も冒頭と整合させるなら最初切るべきなんだが、 作者自らの指示があれば仕方がない。

8.シンコペーションの練習(多いね)。

9.これまでのおさらい。

10.スラーの練習。6小節目の右手のフレージングは生徒に決めさせると良い。中間部は中国っぽい。

11.メロディを歌う練習。ドヴォルザークの「家路」のメロディーが使われている。

12.付点のリズムの練習。ヘ長調だが調号が落ちている^^;(全音にメールを送ったがはたして何らかの反応があるのかどうか)。 また付点のリズムは、この曲の場合は、ジャズのスイングが適切で、クラシックを学ぶ上の付点のの練習にはならないだろう、 曲としては面白いが。評価(B)というのは、調号が落ちているというのはいくら何でもまずいからである。

13.コードの練習。

14.ポリフォニーの練習、らしい。ポリフォニーと言えないこともないが、ぐらい。

15.ここから三曲連弾。付点の練習。secondは難易度4。これも曲としては付点は単なる不等分割として、リズムに乗って弾くのがいいが・・。

16.ポリフォニーの練習。これはちゃんとポリフォニーになっていて、なかなかいい。secondは難易度5。

17.3度の和音の練習、とあるが、4度も出てくる。secondも難易度7。

総合評価     A-

オリジナル曲集で、半数評価Aであるから、まあ当然A。ただ、気分的にはそれほど高い評価を与えているわけでもない。連弾がかなり良かったから まあAでいいか、ぐらいの気分。

とてもわかりやすい曲がそろっている。ただそれは逆に言うと、書法が単純なのである。ほとんどが同じパターンの繰り返し。 名曲と言われるほどの曲は、微妙にどこかに違いを持たせているのである。

練習の必要があまりない曲集であるともいえる。頭のいい子なら初見でかなり弾けるであろう。

連弾はその欠点があまり目につかない。「合わせる」という一点においてすでに複雑になっているだけに、書法の単純さがマイナスにならないと いうことであろうか。

ブルグミュラー前半程度の生徒の復習用、もしくは大きい生徒のペダル練習用にはとてもいいかも。

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