あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

ラーニング トゥ プレイ 20世紀のリズムを学ぶためのクラシックピアノ曲集

  ロック・リズム・ラグタイム 2 メルヴィン・ステッカー/ノーマン・ホロヴィッツ/クレア・ゴードン

                             中村菊子訳   全音楽譜出版社

1巻は、かなり前に検討済みです。2巻、後ろを見ると50刷となっていますので、かなり評判いいんでしょうかねえ。1巻と同じく 3人の誰が作曲したのかが不明。そういうのは発表会のプログラム印刷のときなどに困るのだが…

番号 曲名 難易度 評価
 1 松ぼっくりのラグ  6  C
 2 リズム・ロック  6  C
 3 おもいやり  7  B
 4 ビスケット・ブギ  6  B
 5 横縞模様のロック  7  C
 6 部屋ばきで踊ろう  6  A
 7 シダーハースト・ラグ  8  B
 8 あい色のブルース  7  C
 9 赤かぶばたけ  8  C
10 気まぐれロック  7  C
11 想い出 10  B
12 ブギウギ大行進 10  B

1.CからEsに転調している。

2.途中Asに転調しているので、その練習にはなる。

3.これは音は目新しいが、リズム的に目新しいものではない。ペダル必須。

4.最後のトレモロが難しければ、和音にする。

5.途中Hに転調している。

6.気楽な感じで、かな。

7.テンポしだいでは、左の跳躍がかなり難しくなる。

8.微妙な色調というか、微妙な感情というか、この曲が表している感情は一筋縄ではいかないような。

9.速めのテンポ、乾いた音がいいだろう。

11.7の和音を偏愛している(笑)。主部に戻るところがやや不器用という気がする。

12.左、8度ポジションが基本なので、それなりに手が大きくないとしんどい。

総合評価     B-

1巻が使えると思っていただけに、少々期待外れかな。

ごく簡単なものならともかく、ある程度構造のきちっとした曲になってくるといまいち、ということなのかもしれません。

基本的に軽い教材なのは、初めから分かっているわけで、ということは、イコール親しみやすい、あるいは覚えやすい、という感じがほしいのですが、 どうもそうではないというところが、不満かな。

この手の軽い音楽は最近結構発売されているので、こういうものを弾かせたい場合でも特にこの本を使う必要はないでしょう。ま、先生は持っていれば何かの役には立つかもしれませんが。

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