あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

グローバー ピアノ併用曲集 6  東亜音楽社

曲名 作曲者 難易度 推薦
サラバンド ヘンデル 12  ☆
ト長調のプレリュード ヘンデル  9  
ヘ長調のメヌエット ヘンデル  8  ☆
ヘ長調のスケルツオ ハイドン  9  ☆
ビバーチェ ハイドン  9  
ドイツ舞曲 ハイドン  6  
フィナーレ ハイドン  8  
さかさまのメヌエット ハイドン  9  
歌曲 ハイドン  8  
メヌエットとトリオ ハイドン  9  ☆
ロ短調のプレリュード ショパン 13  ☆
ハ短調のプレリュード ショパン 10  ☆
イ長調のプレリュード ショパン  9  ☆
ドイツ舞曲第1番 シューベルト 10  
ドイツ舞曲第2番 シューベルト 10  
ハ長調のワルツ シューベルト 12  
エコセーズ シューベルト  6  
レントラー シューベルト  6  

○サラバンド フレージングとデュナーミクはグローバーのものだろう。第2変奏の左のポルタメントには賛否両論あるかな。

○プレリュード ヘンデルらしい明るくさわやかな曲です。

○メヌエット 見た目よりかなり難しい。

○スケルツオ Hob.9の3楽章。よく弾かれる。

○ビバーツェ 本来アレグロ。Hob.8の4楽章。

○ドイツ舞曲 この巻ではこれが一番易しいかも。

○フィナーレ Hob.G1の3楽章の前半。

○さかさまのメヌエット お遊び。喜ぶ子供もいるかな。教材としてはちょっと弾きにくい。

○歌曲 Hob.8の3楽章。

○メヌエットとトリオ ハイドンらしくあっさりと。

ショパンは易しいプレリュード3つ。Aの手の届きにくい箇所をアルペジオに変えている。

○ドイツ舞曲第1番 Op.33-10 短いが手はこんでいる。

○ドイツ舞曲第2番 Op.33-7 デュナーミクはグローバーのものだろう。

○ハ長調のワルツ Op.77-1 これもデュナーミクはグローバーのもの。原典は全面的に強い。

○エコセーズ D.529-3 これは原典とかなり違う。こちらの方が音楽的といえばいえる。

○レントラー D.366-3 こういうレントラーもある。あまり一般的ではないと思うが。

総合評価     B

グローバーの併用曲集は4巻からこういう形式になっている。で、ハイドン・シューベルトは今回初登場のせいかどうか、かなり易しいものも 入っている。

こういう曲集の利点は、早いうちから大作曲家になじんでおくこと、ということになるのであろうか。ただしそれに伴う欠点は無論ある。

一つは、そもそも、大作曲家は子どものためにわざわざ書いた作品はすくなく、易しい作品を無理やり探してきても、出来はいまいちの場合が多い。

もう一つは、ある意味大作曲家は、憧れの存在にしておいて、それが弾けるようになった時に、やっと私も○○が弾けるようになった、 と喜んでもらう方がいい場合もあるということ。

ま、曲集としては、使おうと思えば使える、というぐらいです。私はこの程度のレベルならば、大作曲家以外の作曲家の方がむしろいい曲を書いているのではなかろうかと思ってます。

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