あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

ピアノのひろば b サーヴァイ=ヴェスペレーミ編 加勢るり子訳  音楽之友社

ずいぶん以前にaは検討してある。加勢るり子さん関係の本は、音友が販売はしているのだが、JPAPCという団体の管轄になっており、値段がかなり高くなっている。この本も54ページで税込2310円である。(2007年12月現在)

 1 サラバンド コレッリ  9  A
 2 トランペットの旋律 パーセル  9  A
 3 タンブラン クープラン  8  B
 4 メヌエット クラーク  9  B
 5 ヴェルセット ツィポーリ  8  B
 6 幻想曲 テレマン  9  B
 7 メヌエット バッハ 11  B
 8 ジグ バッハ 10  B
 9 前奏曲 スカルラッティ 13  B
10 マーチ ヘンデル 10  B
11 アレグロ E・バッハ  8  A
12 アレグレット ハイドン  8  B
13 ソナチネ ハイドン 11  B
14 カントリー・ダンス フック  8  A
15 マーチ モーツアルト  9  A
16 ソナチネ モーツアルト 10  A
17 ワルツ ベートーヴェン 10  B
18 喜びと悲しみと ベートーヴェン  9  B
19 ロマンス フンメル  9  B
20 アレグレット シューベルト 10  B
21 こどもの曲 メンデルスゾーン 11  A
22 前奏曲 ショパン  9  A
23 マズルカ ショパン 11  B
24 アンダンティーノ リスト  9  B
25 変奏曲 シューマン 12  A
26 ジプシーの踊り シューマン 12  B
27 ワルツ Op.39-3 ブラームス 10  A
28 サラバンド ブラームス 12  B
29 わかもの グリーグ 11  B
30 ノルウェーの歌 グリーグ 11  B
31 アレグロ・デチーソ バルトーク  7  A
32 メヌエット バルトーク  7  B
33 女のほほえみ サボー  7  A
34 トッカティーナ ホルシッキー  9  C
35 酒盛りの歌 ファルカシュ  7  B
36 模倣 シュガール  8  B
37 鍵盤上のゲーム シャーライ 10  B
38 おてんばな王女さま セーニイ 11  B
39 一寸法師 ソコライ 11  A
40 アラベスク カーロイ 10  C
41 フゲッタ パップ  8  A

1.いい曲だが教材としては使いづらいかも。ペダルも欲しい。

2.あっさりと弾く。

3.見た目は易しいが、リズム的に感じが取りにくいかもしれない。

4.最初の左は23とあるが13で構わない。

5.これは分かりやすいが。

6.これも分かりやすいが弾きやすいわけではない。

7.バッハにこういうメヌエットがあるということを私は知らないのだが^^; かなり弾きにくい。教材には不向きではなかろうか。

8.これもいかなる曲か不明。

9.短いがかなり難しい。

10.これも微妙に弾きにくい。

11.これはあちこちに収録されている。

12.ハイドンらしい小品。

13.ハイドンのソナタのHob7。3楽章左の分散オクターブで難易度が上がっている。

14.ニ長調のソナチネの3楽章だけ。

15.正体不明の曲なのだが、結構いい曲ではあります。

16.これも正体不明だが、清楚で気品のある曲。

17.かなり弾きにくい。何かの編曲と思われるが、ベートーヴェンが「ワルツ」と名付けたかどうかは疑問。

18.これはもともとピアノ曲。

19.ゆったり弾くものと思われる。

21.これはときどき併用曲集などにもある。メンデルスゾーンはこういう書法の曲が時々ある。

22.プレリュードの7番。

23.Op.7-5。原曲にはない、終わり方が記されている。

24.嬰ヘ長調という調性が難易度を上げている。

25.こどものためのソナタ1番の2楽章。短いがまとまった変奏曲。

26.こどものためのソナタ3番の3楽章。

27.Gis Mollの易しい名曲の一つ。

28.音楽的に少々難解かも。

29、30.グリーグのOp.17から2曲。30の原題は「豚」だが、邦訳者がイメージが悪いので勝手に変えたんでしょうかねえ。

31.短いし、易しい。

32.ある意味中途半端なのかなあ。もっと現代風でいい気がする。

33.面白い曲だが、題名はどういう意味なのかなあ、深読みの必要はないんだろうけど。

35.あまり現代っぽくはない。

36.不安という雰囲気かな。

37.主要な動機は二つ、そのあとを追う「ゲーム」かな。

38.面白いが、人を選ぶかな。

39.子供に弾かせたい無調の数少ない作品。

40.これ一応12音主義の範疇にはいるんでしょうかね。

41.分かりやすいし面白い。

総合評価     B

他の本ではあまり見られない曲が多数収録されていて、しかもかなり使えるものがある、というのが最大の長所かな。

あと、基本的に短い曲が多い、つまり普段のレッスン用ということ。

年代順に収録されているので、使う場合は、教師の前もっての研究が必要。

最大の難点は値段が高くなったことかなあ。あとかなり詰め込んであるので、楽譜はあまり見やすくない。

トップへ戻る   1つ上に戻る

© 2015- 田所理央 ご意見・ご感想は t.masato@mathemarimo.bird.cx までお願いいたします。