あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

ギロック&グレンダ 魔法のピアノ 7つの白い鍵盤から 安田裕子解説 全音楽譜出版社

師弟関係にあるギロックとグレンダの2冊の本をくっつけたもの。漫画を使った解説があるというユニークなもの。疑問というか残念なのは なぜ、7つ(14)の調だけなのだろうかということ、まあ、それは文句を言っても仕方がないのかな。

曲名 作曲者 難易度 評価
ブルー・ブギ ギロック  5  B
くちごたえ グレンダ  4  B
激しい雷雨 グレンダ  4  B
素敵なスキーヤーたち ギロック  5  A
おだやかなセイリング グレンダ  5  C
奇妙な客 グレンダ  5  A
フィギュア・スケート ギロック  5  C
空高く飛ぼう グレンダ  4  C
行列 グレンダ  5  B
パリの想い出 ギロック  5  B
お日さまデー グレンダ  4  B
秋の朝 グレンダ  5  B
海辺の太陽 ギロック  5  A
セイウチのひげ グレンダ  5  B
かげふみ グレンダ  5  B
子守歌 ギロック  6  B
流れる雲 グレンダ  5  B
日曜日のお散歩 グレンダ  5  C
ヘ長調のレントラー ギロック  4  B
タッグチーム グレンダ  4  C
真夜中の追跡 グレンダ  6  B

○ブルー・ブギ ハ長調ではあるのだが、雰囲気はブルー。

○くちごたえ ハ長調の音階練習。

○激しい雷雨 ハ短調、分散和音の練習かな。

○素敵なスキーヤーたち ト長調の音階による素敵なメロディ。

○おだやかなセイリング 3小節目のFisの重なりは気になる。

○奇妙な客 ト短調の和音の練習かな。

○フィギュア・スケート ニ長調、さほどいい曲とも思えない。全音音階あり。

○空高く飛ぼう 易しい。

○行列 風変わりな行列なんでしょうね。

○パリの想い出 イ長調、スケール練習。

○お日さまデー 3段3小節目左の頭は2の方がいいと思うが。

○秋の朝 難しくはないが弾きにくいのでそれなりに練習量が要ります。

○海辺の太陽 こういうのをみると、ギロックという人は初心者向きの曲を作るのはほんとにうまいと思う。

○セイウチのひげ ペダル必須。左メロディー。

○かげふみ 短調だが活発に。

○子守歌 ロ長調音階の練習。ペダル必須。

○流れる雲 ロ短調のアルペジオと交差の練習。

○日曜日のお散歩 ロ長調でこれだけ易しい作品はまずない、という意味で存在価値はあるが。

○ヘ長調のレントラー 何となくベートーヴェンの作品を思い出す。

○タッグチーム スケールの練習かな。

○真夜中の追跡 半音階の練習でしょうね。

総合評価     B

バイエル修了程度の各調(白鍵主音に限る)練習、という感じの本。そもそも2冊の合本で、ギロックのものはスケール練習であったと思われる。

使えるけれど、積極的に使いたい理由もあまり見出せないというところか。

全調の練習に使うには中途半端(B、Esあたりがないというのは気に入らない)。

入門用教材を終わったところで、もうちょっと、実力を固めたいというときに使うのかねえ。

ギロックとグレンダと二人並べてみると、やはりギロックの方が上だなと思ってしまう。

忘れがたい作品があることはある。

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