あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

発表会ピアノ小品集 あ・ら・か・る・と 1    カワイ出版

「あ・ら・か・る・と」をせっかく購入したので調べてみます。ほとんど知られていない近現代の作品が多数入ってますので ちょっと期待してます。

曲名 作曲者 難易度 推薦
いたずらっ子のプレリュード 奥村一  8  
エヴリーンのこもりうた ヴォヴィク  9  
スケルツオ ライネッケ  9  
いたずら 清瀬保二  7  
もの思い 清瀬保二  9  
アンダンティーノ ストラヴィンスキー  5  
北の調べ Op.210-33 グルリット  9  
ノミのサーカス ワーメル  9  
タンブラン レヴィ  7  ☆
パズル カルガノフ  7  
ほのかな恋 シャミナード  8  
パストラル マイカパル 10  
こどもたちのダンス バルトーク  5  
№11 バルトーク  6  
遠足 佐藤敏直  6  
うちあけ話 レヴィ  7  
シーソー ゴダール  8  
ダンス ガルシア  8  
山羊のいる野の道 原嘉壽子  9  
酔ったパンタローネのダンス アプレア  8  
湖上にて ホフマン  9  
マーチ プロコフィエフ 11  ☆
スペインの踊り ペンドゥルトン  8  
迷える子羊 アルウィン  8  
ワルツ チャイコフスキー  9  ☆
おどけばなし 松本民之助 10  
ファランドール ピエルネ  9  

○いたずらっ子のプレリュード ある程度速く弾くこと。

○エヴリーンのこもりうた 教材としては、後半主題が左に出てくるのがいい。準推薦。

○いたずら いたずらと言うよりは、もう少しのどかな感じがするが。準推薦。

○もの思い 清瀬さんの作品は日本風。

○アンダンティーノ 「5本の指」の第一番。ストラヴィンスキーが大作曲家であることは無論だが、その作品を 何でもかんでもありがたがる必要はない、私はこれはあまり評価しない。

○北の調べ グルリットでこれを選ぶというのが、よくわからないなあ。

○ノミのサーカス 面白いと思う子と毛嫌いする子と別れるなあ。一応準推薦。

○タンバリン とてもピアニスティック。

○パズル これもピアニスティックだが。

○ほのかな恋 シャミナードは年代的には近代だろうが書法は完全にロマン派。これも曲名どおりの雰囲気が よく出ているが、見た目よりは弾きにくい。

○パストラル 自力で正しいリズムで弾いてきたら、なかなかのものかな。

○こどもたちのダンス 「こどものために」1巻の10番。激しいダンスなんでしょう。

○№11 同じく11番。

○うちあけ話 雰囲気を出すには相当のセンスが要る。

○シーソー 8分の9拍子。リズムを流れさすのが割りと難しい。

○ダンス ダンスと言うより走り回っていると言う感じだが。まあ、面白い。準推薦。

○山羊のいる野の道 左手の3度に特徴がある。

○酔ったパンタローネのダンス 想像力豊かに。こういうのは一昔前の日本人はてんでダメだったが。

○湖上にて 美しい。

○マーチ これはずいぶん前から紹介されている。

○スペインの踊り 3拍子と2拍子が交互に出てくる。準推薦。

○迷える子羊 しみじみと。

○ワルツ これは定番。

○おどけばなし 8分の4+3拍子、つまり7拍子です。

○ファランドール ビゼーのファランドールをちょっと連想するかも。

総合評価     B-

推薦が3曲、しかも2曲は定番となると、あまり高い評価にはならないですねえ

8割がたまで珍しい曲を集めていて、それは評価できるのだが、一応使える程度の曲が大半で、積極的に使ってみたい曲というのはあまり見当たらない。

同じカワイからでている「フレッシュプログラム」の方が選曲がいいような気がする。

難易度的にはブルグミュラー程度、ただし曲順とはまったく無関係、使うのならば先生が相当調べてから ということにしないと、思わぬ失敗をすることもあるかもしれない。

トップへ戻る   1つ上に戻る

© 2015- 田所理央 ご意見・ご感想は t.masato@mathemarimo.bird.cx までお願いいたします。