あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

伊福部昭 ピアノ組曲     全音楽譜出版社

伊福部昭さんは、普通の人にはゴジラのテーマ曲の作曲家として名高い。もともとは在野の音楽家。 ピアノ曲はこれだけである。

曲名 難易度 評価
盆踊 26
七夕 13
演伶 19
佞武多 27

○盆踊 同じパターンをしつこく積み重ねていくのが伊福部節。結構難しいが受ける。

○七夕 ソナタでいえば緩徐楽章に当たる。透き通った音色で。

○演伶 「ながし」と読みます。どこか素朴な日本調で。9度が届かないと困難。

○佞武多 手が大きくないと演奏不可能な箇所あり、音を省かざるを得ない。これが一番伊福部節かな。

総合評価    A

文句なしのAというか、50年前日本人の作品で海外に知られたものといえばこれしかなかったという作品

ただ強烈な個性があり、また日本の土俗的な感覚があるため好悪は分かれるだろう。文句なしに推薦できるのは「七夕」

中田喜直を荒々しくしたような感じ? ちょっと違うか。やっぱりゴジラのテーマ音楽の感じですね。

同じパターンを積み重ねていくのだが、結局リズムに乗れるかどうかで勝負が決まる。ただ日本的なリズムだからわれわれには乗りやすいはず。

こういうのが嫌いじゃない人は、レパートリーにしておいて、生徒の前でたまに弾いたりすると受ける。

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