あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

キャサリン・ロリン ジャズ!ジャズ!ジャズ!  全音楽譜出版社

キャサリン・ロリンは3冊目。「ギロックの仲間たち」のシリーズですな。まあ、しかし、本当に様々な教材が手に入る世の中になったものです。 欧米諸国は自国の教材+外国の有名教材だけでしょうから、ひょっとしたら日本が今一番豊富な種類を誇っているのかも しれません。

曲名 難易度 評価
クール ジャンプ  4  B
ウォーキング クール  4  C
ぬき足さし足しのび足  4  B
ブルース列車  4  A
ジャズ時計  5  A
ブギ バンド  5  B
ロック マン  5  A
ジャム セッション  5  C
ブギ時計  6  A
三連符のブルース  5  B
カーボーイ ブルース ワルツ  6  A
ビーバップ ホップ  6  C
3拍子のジャンプ  6  B
うつろなダンス  7  A
のんきなブルース  7  B

○クールジャンプ スイングしなくても教材として使えるが・・まあ、やはりするんでしょう。

○ぬき足さし足しのび足 同じパターンばかりで易しい。

○ブルース列車 ブルースの定型で、いくつもすると「はあん?」だが、最初の一つはたいてい喜ぶ。右のフレージング、 3小節目はレガート、1,2はどうすべきかちょっと悩む。左はノンレガートでしょう。

○ジャズ時計 ちょっぴり本格的になっている。

○ブギバンド スイングした方が面白いような気がするが。

○ロックマン その昔、同名の大ヒットゲームがありましたが・・これそのまま、そのゲームの音楽に使えそう。

○ジャムセッション これはどうということない。

○ブギ時計 定型だが、まあ分かりやすく面白い。

○三連符のブルース 好きな人は好きだろう。

○カーボーイ ブルース ワルツ いかにもアメリカ的な軽さと倦怠感(アン・ニュイ)が漂う。

○ビーバップホップ 手の小さい子には苦しい。

○3拍子のジャンプ 難しいのは譜面上のリズムだけ。

○うつろなダンス 8小節目右3拍目の指は2、前もって書いておいたほうが良い。

○のんきなブルース 題名どおり、お気楽に弾く。

総合評価   A-

ジャズ系のオリジナル曲集はいくつか見てきましたが、これが今のところ最右翼ということになりそうです。ただしこれは初心者用、 マーサミアーのものがちょうどこれの続きくらい、ギロックは一段難しい。

紛れもないジャズでありながら、初心者用に基本パターンから大きくはみ出していないので譜読みが大分楽であるということ、 というところが高評価の理由か。

アメリカ系教本を使って、どうもこの子はジャズが好きそうだと感じたら、使ってみるのもいい。気に入れば上記の順に まあまあの曲集が続いている。

もしくは中級程度の人間の初見用。

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