あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

バイエル上級程度 ピアノの森 3   田丸信明編     GAKKEN

久しぶりの田丸信明さんの登場です。このシリーズは結構出ているみたいですね、近所の楽譜店に別にして どばっと置かれていましたから。

番号 曲名 作曲者 難易度 評価
 1 小さな妖精のワルツ ストリーボッグ  6  A
 2 縁日 グルリット  5  B
 3 ペンギンの親子 田丸信明  5  B
 4 メヌエット 114 バッハ  6  A
 5 メヌエット 115 バッハ  6  A
 6 トルコ行進曲 ベートーヴェン  8  A
 7 鬼の行進 バース  6  B
 8 湖の朝 田丸信明  6  B
 9 金の星 ストリーボッグ  6  A
10 短いお話 リヒナー  6  A
11 ポルカマズルカ ベール  7  A
12 紡ぎ歌 エルメンライヒ  7  A
13 魔法にかけられた王女 田丸信明  8  D
14 エリーゼのために ベートーヴェン  13  A

1.「子どもの謝肉祭」となっている楽譜もある。

2.これもあちこちでよく見る曲。単純で分かりやすい。

3.スタカートを重くなく。

4.作曲者は当会でも何度か話題になりましたが、バッハではなくペツォルトです。

6.類書とフレージングが異なる。こちらの方が自然といえば自然だが、これは原曲の楽譜を見ないと何ともいえない。

7.田丸さんが曲を一部変えている。ABAの最初のAの終わりにもコーダをつけている。私は改悪だと思う。 そもそも明らかにおかしいとはいえないものをなぜ変えるのか、ちょっと首をひねる。なお「鬼」とあるが「妖精」 とか「小人」とか訳されることもある、dwarfですな。

8.地味に美しいと言えるかな。

9.懐かしのお子様名曲。

11.これも古くから知られているが、最近の併用曲集であまり見かけていない。

12.2ページ3段4小節目右FAs53とあるが、弾きにくい。42にして次を32,4段目を42にする。

13.中間部がグダグダ。

14.またかという感じ。いい加減にエリーゼをバイエル上級などというのはやめなさい、なんか言うのも疲れてきたな。 どうでもいいや、もお。好意的に解釈して、励みになるからレベル違いでも入れているんだと思うことにします。

総合評価   B+

Aでもいいんですがね、というか冷静に考えたらAなのかもしれないが、14曲中5曲がB以下で、そのうちの3曲が編集者のもの、つまり編集者が名曲集の中に自分のものを紛れ込ませているわけでしかもその中の一曲は論外だなと思うので、どうも心証が悪くB、ということですな。

バイエル上級とありますが、バイエル終了程度。昔からのよく知られたお子様名曲に編集者のものを混ぜたもの。

こういうのは全曲使うことはあまりないと思うので、一部無視して使えば、まあ問題はない。

譜面が大きくて見やすい。しかし譜捲りが必要。

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