あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

バスティン コラージュ オブ ソロズ 5   東音企画

コラージュオブソロズの最終巻。この巻だけ少し楽譜が小さくなっています。

曲名 作曲者 難易度 評価
おもいでのモンテカルロ ジェーン  7  A
マルディグラ・パレード リサ  6  B
ブギ・タイム ジェーン  7  B
こはるびより リサ  9  C
サンフラワー・ラグ ローリ  7  B
きまぐれ ローリ  7  B
仮面舞踏会 リサ  8  B
ジャズ・フィンガー ジェーン  7  C
夕暮れのプレリュード ジェーン  7  B
夕べのアラベスク ローリ  8  B

○おもいでのモンテカルロ ペダルをつけると良い曲になる。

○マルティグラ・パレード リズムにのって軽く。

○ブギ・タイム 序奏部分が、私は微妙に主部と雰囲気が異なると思う。

○サンフラワー・ラグ 軽いラグ。左手がlegatoとある。まあ作曲者の指示だからそれでいいのだが、 スタカートでも一向に差し支えない気はする。

○気まぐれ 微妙に同意しがたい部分がある。

○仮面舞踏会 これも微妙に私の感性には響かない。私の感性の方が時代遅れになりつつあるのかとちょっと考えてしまう。

○ジャズ・フィンガー 軽いのりだが。

○夕暮れのプレリュード 手の大きさで大分難易度が変わる。オクターヴが届かないと8かな。

○夕べのアラベスク 何というかメッキの音楽、素人っぽい、どこかの評判の悪い掲示板風に言うとイタイ曲ですな。私の耳では。 ただ、私は嫌いだが子どもの中には喜ぶ子もいるであろう。乙女の祈りがAなんだからCにすると整合性がとれない、Bにしておきます。

総合評価   B-

最終巻まで来ちゃいましたが、ま、お気軽な曲集というか、息抜きにあるいは初見用に軽くやらせる曲集ですね。

難易度8当たりでバスティンのシリーズは終了というのは、己の限界を知っているということで賢明なことなのでしょう。それ以上の曲になるとぼろが出てきそうな気がします。最後の曲なんかは私はちょっと拒否反応を起こしたし(どういうことかといえば 、つまり乙女の祈り的なサロン音楽(化粧でごまかしている音楽)のさらにレヴェルの低い音楽になると、体がぞくぞくとしてしまう。

膨大なバスティンの作品群の中でも、それほど出来がいいほうではないのではなかろうか、まあ、他をそんなにたくさんしてるわけでもないから断言できませんが。
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