あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

コンコーネ ピアノのための15の練習曲[様式と表現] Op.25 全音楽譜出版社

 閻魔帳がその200になりました。記念に・・と言うことは何もせず順番通りで、コンコーネになりました。コンコーネは前にOp.24を見ていますね、ABCと30番の間の練習曲集としてぴったりでした。このOp.25の方はOp.24より一段上の練習曲です。

番号 曲名 難易度 評価
 1 寒がりやさん  12  B
 2 刈り入れする人々  11  B
 3 子どものお話  13  B
 4 メランコリー  14  A
 5 蝶々  12  B
 6 やさしい想い出  13  A
 7 不安  13  C
 8  12  B
 9 弓射る人のロンド  12  B
10 勝利の行進曲  15  C
11 葉の茂みに吹くそよ風  13  C 
12 つばめ  15  B
13 夜の星  13  B
14 気まぐれ  14  A
15  16  B

1.和音の連打の練習? イタリアの「寒がりや」はあまり寒くなさそう。

2.3部分に分かれている。「祈り」の部分を速く弾きすぎないこと。

3.上品に。序奏のユニゾンだけ難しいかもしれない。

4.題名通り感傷的に、6連符を丁寧に弾く。

5.軽くさらっと。

6.美しく愛らしく。

7.同じパターンの繰り返しで、曲としては面白くない。

8.美しいと言えば美しいが、何かが足りないという気はする。

10.練習曲としては、オクターヴの練習なんでしょうかね。

11.トリルの練習でしょうな。

12.分散和音の練習。

13.美しい。8と同じようなことは言える。練習曲としてはそれでいいのだろうが。

14.この本の中で私は一番評価する(楽曲として)。練習曲としては総合練習になる。3ページ3小節目左2,3拍目3○○とあるが4の方が良い。

15.半音階の練習

総合評価  B-

 練習曲集としてはもう少し上でもいいかな、というところ。

 いかにもイタリア的というか、どれもこれも明るい。欠点としては深みがないということが言えよう。

 練習曲としてはチェルニーほど無味乾燥ではなく、練習曲としてのできばえも悪くはなく、チェルニー30後半から40前半位のものとして使える。

 書法がどれも似ており(長い序奏がある)、全部使うと多少クセを感じるかもしれない。アクの強さがないから、あまり気にならないが。

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