あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

ハチャトゥリャン こどものアルバム  全音楽譜出版社

 ハチャトゥリャンのピアノ作品はさほど多くない。子供向け作品は前に取り上げた「少年時代の画集」とこの曲集でほぼすべてということになる。

番号 曲名 難易度 評価
 1 なわとび   5  C
 2 夕べのお話   6  B
 3 東洋のおどり   7  A
 4 ブランコにのった豹   8  B
 5 タンブリン演奏  10  B
 6 二人のおかしなおばさんが、けんかをしました。  11  B
 7 葬送の行進  11  B
 8 リズム体操  13  B
 9 トッカータ  15  A
10 フーガ  16  C

2.ハチャトゥリアンらしからぬ? 叙情性の見られる作品。

3.リズムが少し取りにくい。ロシア語がそのまま記されている(意味は容易に推測は付くが)。

5.これはハチャトゥリアンらしい叙情性が見られる。主部が私には今ひとつ思いつきの域を出ないような気がする。

6.題名が面白い、それだけで弾いてみようと思う子どもはいるかもしれない。

7.個人的には高音域に少し偏りすぎている気がする。

9.この本の中で最も演奏効果のある作品。

10.正直なところ、私には何が良いのかよく分からない。

総合評価   B-

 前に取り上げた「少年時代の画集」の方が古くから訳されている曲集である。出来映えの方もやはり、良いものから訳されるということなのだろう。

 トッカータは使えるし、いわゆるハチャトゥリアンらしい強烈さを好む子には非常に良い作品となろう、しかし他にはこれと言うほどの作品は見あたらない。ハチャトゥリアンファンならどうぞという感じ。

 「少年時代の画集」より難易度の幅が広い。その意味からも、継続的に使うというよりは、どれか一曲を使うために買わすというかたちになると思われる。

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