あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 作品集 

 

ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集  全音楽譜出版社

 予定では、「やさしいインベンション」だったんですが、まだ楽器店のおっさんが持ってこない。大体注文して1週間ほどでいつも来るんですがね、ちょうど1週間だな、しゃあないか。ちょっと順番を変えて久しぶりにギロックでも調べることにします。でもこれも薄っぺらいから2,3日で片づくかもしれない。これが終わってもまだ来てなかったら・・し~らないっと。

曲名 難易度 評価
ニューオーリンズのたそがれ   9  A
コンスタント・ベイス   8  A
マルディ・グラ   8  B
デキシーランド・コンボ   8  C
テーマと変奏  11  B
ニューオリンズ・ブルース  10  B
気楽に行こうよ  11  A
アフター・ミッドナイト   9  A
ミスター・トランペット・マン  10  B
土曜の夜はバーボンストリート  10  B
ミシシッピー・マッド   9  B
アップタウン・ブルース  12  C
ダウンタウン・ビート  10  B
カネール・ストリート・ブルース  10  B
ビル・ベイリ  11  A

○ニューオーリンズのたそがれ 極めて分かりやすいジャズ。易しいがペダル必須。最後は8分音符になっているが、やはりスイングするものと思われる。

○コンスタント・ベイス これは子供にうけそう。これも易しいが8度が届かない手ではやや苦しい。5段2小節2拍目右手53とあるが42の方が弾きやすいかもしれない。

○デキシーランド・コンボ 最初の五曲(ニューオリンズ ジャズスタイル)の中では一番面白くない。

○テーマと変奏 いわゆるジャズっぽい音(乾いた感じのややノンレガート的な音)が欲しい。特に変奏以降。スラーも余りレガートっぽく弾かないように。

○ニューオリンズ・ブルース ペダル必須。こういうのは前曲とは逆に余り乾いた音はまずい。

○気楽に行こうよ 速く弾くと和音の連打が困難になる。四分音符100よりもう少し遅くても良いと思う。

○アフター・ミッドナイト 最初のメロディーの3拍目はAを早めに離して弾き直す。ちょっぴり大人っぽいか。

○土曜の夜はバーボンストリート 子供は喜ぶかもしれない。13小節3拍目の装飾音は引っかけるように弾けばいい(前の拍の16分音符のように)。

○ミシシッピー・マッド ちょっぴり退廃的気分。こういうジャズもある。

○アップダウン・ブルース 跳躍があり外しやすい。

○ダウンタウン・ビート 曲としてはAですがね、出だしの指は書いてあるとおりが最善のようだが、特に手が小さいと音が鳴りにくい。使うには少しためらう。

○カネール・ストリート・ブルース カネールストリートはニューオリンズにあるらしいが、曲の雰囲気はニューヨークっぽいと言うか摩天楼が合う感じ。

○ビル・ベイリ 極めて軽い曲、分かりやすく子供は喜ぶだろう。

総合評価     B

 Aと付けるかどうかちょっと迷いましたが・・

 「チェルニーさん万歳」という曲集があります。シュトラウスという人がチェルニーのエチュードをジャズ風にアレンジした(と言ってもほとんど原形はとどめていない)簡単な曲集ですが、これは結構生徒は喜ぶんですよね(洋版しかありません)。

 それの一ランク上(難易度的に)の曲集かな、という感じですね。

 子供は結構気に入ると思います(大人の生徒の方が抵抗があるかもしれない)。ただやはり教材としては傍流に属するだろうということ、それから大体使えるものばかりですが、非常に良いというものの数がさほど多くはないということでB+にしておきます。

 発表会で一人か二人こういうのを混ぜてやると面白い。

 余り手が小さいと少々困ることがある。特にジャズ系は音を余り省きたくないから。

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