あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 連弾・二台ピアノ 

 

ベートーヴェン連弾パーティー  春畑セロリ編   音楽之友社

バッハ、モーツアルトに続く第三弾。最近春畑さんは売れっ子かも。

ベートーヴェン連弾パーティー
表題 原曲 難易度p 難易度s 評価
ちいさなコンダクター 交響曲第5番「運命」1楽章  8  8  A
ちいさなオーケストラ トルコ行進曲  6  6  A
ちいさなソリスト ピアノ協奏曲第3番1楽章  7 10  A
リーベ・ボサ 歌曲「イッヒ・リーベ・ディッヒ」  8  10  B
泣かせてよ、ルードヴィヒ 交響曲第7番、弦楽四重奏曲第15番、ロマンス 11 12  A
揺れる瞳のエリーゼ エリーゼの為に  8 15  A
ラズモフスキーのお気に入り ラズモフスキー第3番3,4楽章 16 14  B
レッスンはキライ ソナチネ、ロンド、エコセーズ他  8 10  B
甘くささやくバイオリンのように バイオリンソナタ「春」 15 13  A
禁断のソナティックワールド 悲愴、ワルトシュタイン、テンペスト 21 15  A
ヒストリカル・シンフォニー・リレー 交響曲第1番から第9番まで 6~13    B

○ちいさなコンダクター 第一主題のみ。テンポしだいで難易度は大きく変わる。

○ちいさなオーケストラ 6手。terzoも難易度6だがほんのわずか易しいかも。一人で自分のパートを弾く分には簡単だが、そろえるのが難しいだろう。

○ちいさなソリスト これは先生があわせてあげるという感じ。

○リーベ・ボサ かなり強烈な和音があります。primoだけだとミスプリと勘違いするかも。

○泣かせてよ、ルードヴィヒ primoはロマンスだけ難しくsecondは平均的に難しい。

○揺れる瞳のエリーゼ かなり人を食ったエリーゼ。primoは易しいが、これは大人二人で弾く感じ。

○ラズモフスキーのお気に入り 音大卒もしくはかなり渋いファン以外はこの曲を知らないのでは。テンポ次第でかなり難易度は変わる。

○レッスンはキライ terzoは10。三人ぴたっと合わせるのはかなり難しいかもしれない。おふざけと言うかでたらめ弾きを楽譜にしたような感もある。 でたらめを一生懸命さらう、というのもちょっと妙な話ではある。センスのある子にほんとにでたらめに弾かせる方が面白いのだが。

○甘くささやくバイオリンのように ある意味普通の編曲。

○禁断のソナティックワールド ムード音楽あり、ロックあり、ジャズあり、ベートーヴェンは怒るか笑うか(笑)。先生二人でするのがいい感じかも。

○ヒストリカルシンフォニーリレー ようやるわ、わやくちゃやがな! と関西人なら言う。音楽を出しにしたお笑いネタに近い。必要人員は4人~34人。 発表会でするとばかウケにはなると思う。練習が大変でしょうがね。親睦を深める効果はあるだろねえ。一箇所「IN」が落ちている。

総合評価     A-

なんといいますか、まあ、これだけ面白ければいいんじゃないの、という評価です(笑)。

前半は比較的まじめな編曲、後半はのってるねえ(ようやる)という感じの編曲が多い。

教材として使うよりは、発表会などで、受けを狙ってするというほうがふさわしい曲集かも。

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