あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 連弾・二台ピアノ 

 

バッハ連弾パーティー  春畑セロリ編   音楽之友社

先に検討した、「モーツアルト連弾パーティ」の姉妹版。こちらの方が先に出版されたのかな。

曲名 難易度p 難易度s 評価
メヌエット BWVAnh.114  5  8  A
メヌエット BWVAnh.115  6  9  A
G線上のアリア BWV.1068  7  7  A
小さなメドレー  8 11  A
主よ人の望みの喜びよ BWV.147 13 12  A
ポロネーズ BWV.1067 12 11  A
バディネリ BWV.1067 13 12  A
トッカータとフーガ BWV.565 14 14  A
イタリア協奏曲 1楽章 BWV.971 15 14  A
ブランデンブルグ協奏曲第5番1楽章 BWV.1050 16 15  B
へ短調のプレリュード BWV.881 14 14  A
メドレー in Pops 14 16  A

○メヌエット114 ハ長調にしている。primoはそれほど易しくなっているというわけではない。

○メヌエット115 ムード音楽っぽくなった。最後のsecondの6度の連続は少し難しいかも。

○G線上のアリア tezzoは5くらい(指1本でも可とあるが、父親が発表会飛び入りならそれもいいかもしれない。しかし生徒にはそういう使い方は 避けた方がいい)。

○小さなメドレー 最初のチェロ組曲のメロディーはコマーシャルで耳にしてるはずだし、聞いたことのあるメロディーを見事にてんこ盛りにしてます(笑。

○主よ人の望みの喜びよ きちっとした編曲。もっともよく弾かれるソロ版も編曲だから、これはこれをそのまま使うのも十分あり。 メロディの受け渡しに気をつけて。

○ポロネーズ、バディネリ 管弦楽組曲2番より。二つともオーソドクスなもの。

○トッカータとフーガ ひとりで弾いてる分には易しいが、二人合わせるのはかなり難しいかも。

○イタリア協奏曲 本来ソロの曲をこういう連弾にするのは、私はあまり好きではないが。ま、これはそこそこ面白い。部分的に原曲より難しかったり、 うまく合わせると、かなり豪華な感じになる。

○ブランデンブルグ協奏曲 これもAでもいいような気もするが・・。どうも連弾曲は実際に合わせてみないとわからない部分がある。

○プレリュード これはかなり別の曲になっているが、なかなか美しい。

○メドレー 難易度はそんなものだが、これは教材というよりは、お楽しみという曲で、余裕のある腕前が欲しい。先生二人が最後に決めるという感じがいいですねえ。 それと、かなりのクラシック通じゃないとニヤニヤできない。

総合評価     A

まあ、ほとんどAなのだから、当然Aになります。

前に調べたモーツアルトより、こちらの方が先に出ているんですよね。で、これが好評なので、次も出したんでしょう。

確かに、これはできのいい本で、うなずけるのですが。

あえて言うと、教材として生徒にかわしにくい。つまり難易度が開きすぎてる。買わすとしたら13か14くらいになってから。もしくは 発表会で使うから、ですね。

モーツアルトに比べて、お遊びという感じの編曲が少ない。ま、逆に言うと、だからこそ、評価が高かったのかも。

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