あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 連弾・二台ピアノ 

 

ピアノ絵本館11 フンパーディンク ヘンゼルとグレーテル  宮本良樹編曲  全音

ピアノ絵本館の11巻は久々の宮本良樹さんで、お話はグリム童話のヘンゼルとグレーテル。フンパーディンクが オペラにしています。フンパーディンクという人はこの作品のみが生き残っていますね。絵はなかなか特徴のある 高田雄太さん。

曲名 難易度p 難易度s 推薦
序曲  5 12  
かわいいズーゼちゃん  7 12  
一緒におどりましょう  8 12
ララララ  9 11  
小人が森に立っている  6 14  
小さな眠りの精―シッ  5 12  
いい匂い―お菓子の家  7 13  
魔女の呪文―ホークス、ポークス  7 11  
ヒュー ホップホップ  9 13  
お菓子のワルツ 魔女は死んだ  7 12  
魔法はとけた  7 13  

○序曲 プリモは易しい。あまり速く弾かないように。

○かわいいズーゼちゃん セコンドの3度の連続が難しいが、生徒同士なら一部省いてもいいだろう。ズーゼって 何のことですかね?

○一緒におどりましょう これは有名な曲。フレージングに気をつけて。

○ララララ やや太めの音で遅く弾く。

○小人が森に立っている セコンドの32分音符の箇所はカデンツ気味に弾けばよい。

○小さな眠りの精 序曲のメロディが出てくる。最後はritをうまく使って眠りに落ちるように。

○いい匂い primoはユニゾンがほとんどだがそんなに易しくもない。

○魔女の呪文 最初は3小節構造。私の記憶している話では、この魔女は最初は優しいおばあさんのふりをしていた のだが、この本では違うようである。原作はどうなっているのだろう。

○ヒューポップポップ primoはこの本では最も難しい。

○お菓子のワルツ primoはユニゾンが多い。原曲を知らないので何ともいえないがやや重いワルツに仕上がっている。

○魔法はとけた 堂々と。最後は神の栄光なんでしょうかね。

総合評価   B

このシリーズでは初の評価Bです。

お話は面白いんですけどねえ、音楽がやはりなじみのある曲がほとんどない。というのが一番大きな理由でしょうか。

ただまあ、なじみがないということはそれ自体が悪いというほどのことではない。最初は何でもなじみはないわけですから。 そして、お話が面白ければ、子どもたちは結構乗ってきます。ということで、発表会等で使うのは十分可。ただ 普段のレッスンに全曲使うのは、ちょっときついかな(他にもっといいのがいくらでもある)、というところでしょうか。

この恵まれた今の日本の子どもたちには、この家族の貧しさなどは全く理解できない可能性あり。

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