あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 連弾・二台ピアノ 

 

ピアノ絵本館1 チャイコフスキー くるみわり人形 宮本良樹編曲  全音楽譜出版社

久々のピアノ絵本館です。これが1巻なのですね、もう20年以上も前になります。

曲名 難易度p 難易度s 推薦
序曲  8 11  
行進曲  8  9
ドロッセルマイヤーおじいさん  1  9  
人形のパ・ド・ドゥー  5  6  
お客様たちのおどり  5  6  
静まりかえった大広間  5  5  
おかしの国への旅立ち  6 12  
おかしの国  5  9  
チョコレート  8  8  
コーヒー 11 13
お茶  5 12
トレパーク 11 12
こんぺい糖の精の踊り 10 11
花のワルツ 12 13

○序曲 primoをさらに易しくするなら②のところを八分音符にして、ミ、レミドド、ドファ♯シラ、ソレファミ、ドシラと する。③の連打は音一つに。それで難易度6くらいか。

○行進曲 誰でも知ってる名曲。この版だとprimoの出だしのリズムがsecondと合わせたときに、ほぼ自動的に正確になる のがいい。装飾音は素早く鋭く。

○ドロッセルマイヤーおじいさん 発表会で使うときprimoは誰でもできるといって、レベル1の子にさせたりすると見事に間違う危険あり。 お父さんあたりを引っ張ってきて弾かせるのが面白い。

○人形のパ・ド・ドゥー secondはprimoをうまく包み込むように。

○お客様たちのおどり primoが単純で易しいので、secondはややゴージャスな感じを出すこと。

○静まりかえった大広間 primoもsecondも易しい。

○おかしの国への旅立ち 全体を大きなcrescで。

○おかしの国 primoはホ長調ということの難しさだけ。secondはスケールの粒がそろうこと。

○チョコレート ある程度速く、ワルツらしく。

○コーヒー primoのトリルの数を3つに減らしても良い。そうするとぐっと易しくなる。secondは雰囲気を出して。

○お茶 交互に打つことさえ出来れば易しい。secondは7連符を4連に減らしてしまう手もある(初めの3音を削る)。

○トレパーク この曲集1の人気曲。

○こんぺい糖の精の踊り 難しさは読譜にある。

○花のワルツ これはそんなに速いワルツではない。豊かな感じで。さほど難しくはないが長い。

総合評価   A-

ピアノ絵本館の特に初めの方の巻は粒ぞろいの名曲を集めているので、評価Aはまず当然ですが、マイナスが付いたのは、 ストーリーがさほど面白いものではないということ。曲も良いものが後半に集中しているということで、真ん中あたりで 子どもたちに飽きがくる危険があるということでしょうか。

良い点は、ピアノ絵本館の中で、最も易しいということ。発表会なども、普通の教室で多分全曲対応できます。さらに易しくする方法は 記しておきました。

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