あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 連弾・二台ピアノ 

 

アレンスキー 組曲 №1 Op.15  INTERNATIONAL MUSIC COMPANY

2台用の作品として有名なアレンスキーの組曲の第1番。3曲からなる。国内版がないものを取り上げるのは初めてとなる。便宜上連弾の項に含めます。 難易度のpは第一ピアノ、sが第二ピアノです。

番号 曲名 難易度p 難易度s 評価
ロマンス  22  20  A
ワルツ  25  25  A
ポロネーズ  25  26  A

1.ロマンティシズムにあふれた名品。ほとんどポピュラーに近いような感さえある。

2.ちょっぴり近代風味のあるワルツ。アレンスキーは名前が示すとおりロシア人なのだが、フランス風なしゃっれっけも感じさせる。 107,192小節はインテンポで弾くことはまず不可能、それを二人で合わせるのだから相当呼吸が合わないと滅茶苦茶になる。 118からの第1ピアノの5連符を羽のように軽く。148,231は出来ればインテンポで弾きたいが、指が回るかどうか。

3.派手な曲だが、微妙に前2曲に劣るような気がする・・といっても私は合わせたことはないので、片一方を弾きながら もう片方を想像して頭の中で合わせた印象に過ぎないのですがね。Aにはしときますけど(苦笑)。

あとがき

アレンスキーは作品の数はそこそこあるが、ピアノ曲で有名なものはこの組曲「第1番」くらいではなかろうか。 ソロの曲よりもピアノトリオなどが比較的よく弾かれているようである。作曲家としてよりラフマニノフやスクリアビンの 指導者としての方が名高いかもしれない。

この曲は二台の作品の演奏会ではもう定番に近い。とくにロマンスとワルツはあちこちのプログラムでよく見かける。

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