あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 教本 

 

グローバーピアノ教本 6   東亜音楽社

曲名 作曲者 難易度 評価
トランペットの響き パーセル  9  B
ニ長調のミュゼット バッハ  6  A
変ロ長調のメヌエットとトリオ ハイドン  8  B
教会にて チャイコフスキー  8  B
エチュード コンコーネ 10  B
エチュード コンコーネ  5  B
エチュード グローバー  9  C
ミュゼット グレーフェ  9  C
変イ長調のメヌエット モーツアルト  7  C
パストラル グローバー  9  C
公園の音楽士 ルビコフ  7  B
ソナチネ リヒナー  8  A
サラバンド パッヘルベル  7  B
とんぼ返り グローバー  6  C
ロマンス グローバー  7  A
子馬の馬車 グローバー  7  A
ソナチネ カバレフスキー  9  A
メヌエット スカルラッティ  9  A
タランテラ ヘラー  9  A
みなしご シューマン  7  A
ブルース グローバー  9  A
ファンタジー シューマン 12  B
妖精の踊り グリーグ  9  A

6巻になると時代というものについての解説がされている。

○トランペットの響き この指使いは連打を同じ指で想定している。私は321の方がいいと思う。

○ニ長調のミュゼット これは定番。フレージングは他にも考えられるが、これでもいいだろう。

○メヌエットとトリオ 古典派らしくあっさりと。

○教会にて 私の持っている楽譜では右のページに音の脱落があったり、シャープが歪んでたりしているのだが、今は直っているのだろうか?

○エチュード 16分音符のアルペジオがあるが、曲が短いだけに、馬力で何とかなるという難易度。もう一つはペダルの練習、 これもごく短い。

○エチュード グローバーのもの。楽曲としてはかなり劣る。

○ミュゼット 平行8度と解されても仕方ないようなのもあるし、正直何がいいのかよく解らん曲。

○変イ長調のメヌエット 原曲が何かわからないが、これもさほどいいとは思えない。

○パストラル 3度の練習になるのかなあ。最後にアルペジオがあるが。

○公園の音楽士 単純だが、手が入り組んで少し弾きにくい。

○ソナチネ Op.66-1。1楽章が出来がいい、1楽章だけなら難易度7。

○サラバンド 和音の連続。ポジションがあまり動かないので、慣れればどうということはないが。

○とんぼ返り 32分音符の練習。弾くだけなら易しいが、32分音符にふさわしい速さを要求するとなると少し難しいかも。

○ロマンス 10度ポジション。手の大きさで難易度がかなり変わる。

○子馬の馬車 初心者用ロ長調の数少ない使える曲。

○ソナチネ Op.28-17。複付点の説明がある。

○メヌエット 美しい曲。最後のフレージングはレガートじゃない方がいいと思う。

○タランテラ Op.46-7。8小節他類似の箇所のリズムに注意。

○グローバー 右手の最初の指は 542123の方がいい。

○ファンタジー 速さ次第で難易度はだいぶ変わるが、ここに収録してあるということはグローバーはさほど速い速さは想定していないのだろう。 それでも突出して難しいが。

○妖精の踊り これはあちこちで見かける。

総合評価     B

前半はいまいちだが、後半にいい曲が集まっているので、まあ及第点か。

ただこの本は教本の最終巻になっているだけに、少し使いづらいかも。

使うとしたら、初級の終わりくらいの生徒で、もう少し基礎を固めておきたい生徒に使うのだろう。

難易度もどう見ても、順に難しくなっているとは言いがたく、与える前に、ある程度予定を立てておくこと。

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