あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 教本 

 

田丸信明編 ぴあのどりーむ 4    GAKKEN

のんびり進む「ピアノドリーム」の第4巻です。この本は紙質が上等で、そのせいかどうか、ちょっぴり値段が高い。

曲名 作曲者 難易度 推薦
はるのあしおと 田丸信明  2  
つくしのぼうや 田丸信明  2  
おまつりがはじまるよ 田丸信明  2  
森のおまつり 田丸信明  2  
はるかぜ 田丸信明  2  
ポピーがゆれて 田丸信明  2  
ジングルベル ピアポント  3
クリスマスのあさ 田丸信明  2  
元気なおどり キャッスル  2  
ロンドン橋 イギリスの曲  3
しりとり ドイツの曲  3  
サーカスがやってくるよ 田丸信明  3  
おほしさま フランスの曲  3  
こぎつね 外国の曲  3
こどものくに 田丸信明  3  
あしおとたかく ドイツの曲  3  
せいじゃが町にやってくる アメリカの曲  3
たんぽぽのひとりごと 田丸信明  3  
そよかぜ ツェルニー  3  
にんぎょのうた ウェーバー  3
森のはる 田丸信明  3  
しずかなながれ 田丸信明  2  
雨のあさ 田丸信明  3  
たのしいこと 田丸信明  3  
ちいさなワルツ ツェルニー  2  
きつつき 外国の曲  3
森のかもつれっしゃ 田丸信明  3  

○はるのあしおと 8分音符が出てくる。

○つくしのぼうや mfとmpが出てくる。

○おまつりがはじまるよ トリルの練習みたい。

○森のおまつり スタカートのある音符とない音符の区別をきちっと。

○はるかぜ 5本の指の練習でしょうね。

○ポピーがゆれて チェルニーもどき。まだチェルニーの方がまし。

○ジングルベル 付点4分音符が出てくる。C durだが伴奏にFisを使うなどの創意は見られる。

○クリスマスのあさ やや曲らしくなってる。8分休符が出てくる。

「ヘ音記号のファソラシドを覚えましょう」として、ひらがなのへ~カタカナのハまでの音の説明がある。

○元気なおどり 左手のポジションが上記のものに変わる。

○ロンドン橋 12の3度が出てくる。ようやくという感じ。

○しりとり 指替えが出てくる。6度ポジション。曲名の意味不明。

○サーカスがやってくるよ 少し難しい。近代っぽい作品とはいえ、平行5度やら、それ以外にも妙に気になる 箇所はある。

ハ長調の音階と和音の説明、練習曲がある。

○おほしさま ハ長調。伴奏は主要3和音。13のクロスがある。

○こぎつね 上と同じ。

○こどものくに 左手が分散形になっている。

○あしおとたかく 上と同じ。

○せいじゃが町にやってくる 悪い編曲というわけではないが、必要最小限ぎりぎりという編曲。

8分の3拍子と8分の6拍子の説明がある。

○たんぽぽのひとりごと 8分の3拍子の練習。

○そよかぜ 典型的ツェルニーだが、なかなかいい曲のように感じてしまう。

○にんぎょのうた 必要最小限の編曲

○森のはる 繰り返しが出てくる。まあまあ曲らしい。

ヘ音記号の上部加線が出てくる。

○しずかなながれ 純然たる練習曲。

ト長調の音階と和音の説明、練習曲がある。

○雨のあさ 二音のスラーの練習かな。

○たのしいこと 音階練習かな。

○小さなワルツ これは易しい。

○きつつき この曲は最近入門書によく収録されるようになった。

○森のかもつれっしゃ ABAの間の接合があまりうまくいってないというか、Bの楽想に微妙に違和感を感じる。

総合評価   

大分評価が下がりました。難易度3くらいになると、曲として評価できるものが大半、という入門書が結構あるだけに、 この評価もやむをえないかと。

はっきり言って、田丸さんの曲には入門者用名曲というほどのものはない。並んで収録されているツェルニーの曲の方にシンプルな美しさを感じてしまうくらいである。

トンプソン1巻の真ん中あたりと比較するとよく判ると思う。向こうは半ば以上が記憶に残る曲であるし、つまらんというようなレベルの曲はほとんどない。こちらは曲の平均値が1ランク下がっているのは否めない。

例によって、進度は遅い。そして挿絵がきれいで、紙質がいい。ま、生徒によっては使えないこともない。

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