あるピアニストの一生

ピアノ教材研究 練習曲集 

 

チェルニー リトルピアニスト Op.823

この練習曲集は、速度が指定されていない。従って、速度によって難易度にかなり差が生じるが、ここで表示される難易度は、おおむね ソナチネを演奏する程度の速さで弾いた場合、と考えてほしい。

番号 難易度 評価
 1  2  C
 2  2  D
 3  2  C
 4  2  D
 5  3  D
 6  3  D
 7  3  C
 8  3  C
 9  3  D
10  4  C
11  4  B
12  3  D
13  3  C
14  3  C
15  3  C
16  4  C
17  5  C
18  4  C
19  4  C
20  4  C
21  4  C
22  5  D
23  5  C
24  6  C
25  6  C
26  5  C
27  5  C
28  6  C
29  6  C
30  5  C
31  6  C
32  5  C
33  6  B
34  6  C
35  5  D
36  5  D
37  6  C
38  6  C
39  6  C
40  7  C
41  5  C
42  7  C
43  6  C
44  6  C

最初に簡単な楽典がある。

1.10番まで、全音符、二分音符、四分音符の練習。易しいが13の縮小がある。

3.2番の変奏。

4.バイエルと同工異曲だが、同じ音の連続がある分、教材としても使いにくい。

5.6度と7度が出てくる。

6、7.5度の範囲内ではある。

8.52の5度の練習とも言える。

10.伴奏の進行で属七基本形を使ったものが出ている。

11.ここから28番まで8分音符、16分音符、三連符の練習。この曲は併用曲集に出てくることもある。

13.5度の範囲内。

14.これも併用曲集で見たことはある。

15.左手は6度7度ポジションのみ。

17.左が重くなりやすい。

19.三連符の練習。

20.三度の練習。

21.20と対になっている。

22.オクターブポジションがある。

23.3/8拍子。

24.連打がある。

25.6度の練習。

26.16分音符、アルベルティバスの練習。

27.保持音の練習。

28.和音の連打。

29.ここから「休符の練習」。

30.5本の指の最も基本的な形を素早く弾く練習。

31.スケールの練習。

32.3度と6度の練習。

33.曲っぽい。アーティキュレーションの練習になるのかな。

34.重音の練習。

35.いかにもチェルニーっぽい。上部加線の練習になるのかな。

36.和音の連打のいちばん簡単なもの。

37.ここから臨時記号を含む練習。

38.リズムの練習かな。

39.重音のトレモロがある。

40.半音階。

41.ここからヘ音記号の練習。これは重音の練習。

43.3声。右手が常に2声。

44.3連符のアルベルティ・バスの練習

ここで全調のスケールが入る。2オクターブ、短調は旋律的、カデンツなし。

番号 難易度 評価
45  8  B
46  7  C
47  7  C
48  7  B
49  8  B
50  8  C
51  7  C
52  7  C
53  8  B
54  9  C
55  9  C
56 10  C
57  8  C
58  9  C
59 10  C
60  9  C
61 10  C
62 11  C
63 11  C
64 11  C
65 10  C
66 11  C
67 10  C
68 12  C
69 11  C
70 12  C
71 11  C
72 12  C
73 11  C

45.ここから「ト長調とヘ長調の練習」。

46.保持音の練習。

47.保持音と、拡張の練習。ヘ長調。

48.保持音と連打の練習。

49.アルペジオの練習、素速い1オクターブ。

50.アルベルティ・バスの練習。

51.装飾音の練習。

52.8度ポジションの練習かな。

53.装飾音の練習。複前打音あり。

54.二長調の総合練習。

55.ターンの練習。

56.3連と2連を合わす練習。

58.左手も含む5本の指の練習。

59.重音の練習。

60.変ロ長調の練習。

61.変ホ長調の練習。

62.トリルの練習。

63.アルペジオの練習かな。

64.スケールの練習。

65.イ長調の練習。

66.転調がある。総合練習。

67.ホ長調とスケールの練習。

68.3度の練習。

69.「マズルカ」という表題がある。

70.変イ長調とトリルの練習。

71.アルペジオの練習。

72.「ロンディーノ」という表題がある。この曲集では最も長い。

73.交差の練習。

総合評価     C

評価は、いつも言っているが、曲集としての評価ではなく、練習曲集としての評価である。

練習曲としての役目を果たすためには、同じ音型を繰り返すことが望ましい、しかしそうすると曲としてのまとまりは悪くなる。

この曲集の場合、曲そのものが大半短く、練習曲として中途半端、もちろん曲としての芸術的価値はない。

和声構造が単純なので、初見用に使えるかもしれない。

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